Make the new local normal. を実践している場所を見つけた。兵庫県・加古川市「ON THE HILL」と「みとろの丘」

2026.7.29GAO HUB Journal読了時間 約3分

先日、兵庫県加古川市を訪問してきました。

今回見学させていただいたのは、「ON THE HILL」と「みとろの丘」。

どちらも地域の公共施設を再生した場所ですが、私にとっては単なる成功事例ではありませんでした。

むしろ、「Make the new local normal.」「Respect classics.」という、私たちLC²が掲げる考え方を、そのまま形にしたような場所でした。

ON THE HILL

まず訪れたのは「ON THE HILL」。

日岡という地域の象徴的な丘に建つ青少年施設をリノベーションした拠点です。

カフェを中心に人が集まり、公園全体を一つのフィールドとして活用しています。

施設がおしゃれだから人が集まる。

それだけではありません。

公園管理の質が高く、地域の人が自然と集まりたくなる空気がつくられていました。

特に印象的だったのは、毎週開催されているマルシェです。

イベントとして一度だけ盛り上げるのではなく、「毎週続いている」ということ。

これが本当にすごい。

地域で何かを始めることは意外とできます。

でも、続けることは本当に難しい。

一年後も、五年後も、「なんか面白いことやってるね」と思われ続けること。

それこそが地域づくりの本質なのだと思います。

みとろの丘

もう一つ訪れた「みとろの丘」も、とても印象的でした。

利用者が減少していた緑地施設を再生し、多くの人が訪れる場所へと生まれ変わっています。

温室を活用したカフェ。

そこで提供されるピザ。

もちろん、それらも魅力的でした。

でも、一番心を動かされたのは、運営されている皆さんの熱量です。

「この場所をもっと良くしたい。」

その思いが、施設全体から伝わってきました。

施設を再生するのは、建物でも予算でもありません。

最後は、人なんだ。

そんな当たり前だけれど大切なことを、改めて感じました。

地域は完成しない。

今回感じたのは、この二つの施設は「完成された場所」ではないということです。

今も挑戦している。

今も試行錯誤している。

だから、新しい人が集まり、新しい仲間が増え、また新しい挑戦が始まる。

地域は、完成した瞬間に止まってしまいます。

変わり続けるから、人はまた訪れたくなる。

それは私たちが目指している姿でもあります。

Respect classics.

どちらの施設も、地域が持っていた資産を大切にしています。

昔からある場所。

自然。

公園。

地域の記憶。

それらを壊すのではなく、現代の暮らしに合わせてアップデートしている。

まさに、

Respect classics.

だと思いました。

Make the new local normal.

そして、その挑戦は決して派手なものではありません。

毎週マルシェを開く。

地域の人が気軽に立ち寄る。

カフェで過ごす。

芝生で遊ぶ。

そんな日常を積み重ねることで、新しい地域の当たり前をつくっている。

まさに、

Make the new local normal.

その言葉を体現している場所でした。

北九州でも、こんな風景をもっと増やしていきたい。

今回の視察は、そんな思いを改めて強くしてくれる時間になりました。

ON THE HILLの皆さん、みとろの丘の皆さん、本当にありがとうございました。

LC2(LOCAL CO-CREATORS)

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